独立前は「営業が大変だろうなあ」、、、とぼんやりと思っていたが、
蓋を開けてみれば落とし穴は別のところにあった。
本日のTopic
受注がボトルネックだと思っていたら、供給側だった話
独立前にイメージしていたボトルネック像
独立して新規就農する前は、野菜セットのD2C販売におけるボトルネックは「どれだけ受注を取れるか」だと思っていた。
私の場合、D2Cで家庭向けに野菜セットを届けるモデルなので、どれだけ個人のお客さんに営業し、注文を獲得できるかが勝負どころになるだろう、と考えていた。
ふたを開けると足りていなかったのは供給の自信
しかし、いざ始めてみると現実は少し違っていた。
圃場が変わると、昨年まで家庭菜園でできていたことがそのまま通用しない場面が出てきた。
今の圃場はこれまでの家庭菜園と比べて雑草も多く、害虫も多い。
そうした環境の違いもあって、「本当に2週間後、あるいは1か月後に定期便が始まったとき、自分はきちんと野菜を揃えられるのか?」という不安が常につきまとう。
その結果、受注を取りにいく営業活動も、どうしても及び腰になってしまう。
「供給できる自信がない限り、強く売り込めない」という、当たり前だが切実な壁にぶつかる。
需要側で悩む前に、供給の安定が前提条件になる
あらためて言葉にすると当たり前だが、受注側・需要側の悩みに進む前に、「これなら安定して供給できる」と言い切れるだけの栽培技術の確立が不可欠である。
新規就農者にとっては、この「供給の安定」が極めて大きなテーマだ。
耕種技術そのものの向上はもちろん、圃場条件に合わせた品目選びや播種タイミング、作付けリスクの分散など、収量を安定させる工夫がそのまま受注の“許容量”を決めてくる。
今回、自分自身が「営業に踏み切れない」感覚を味わったことで、
受注の悩みはあくまでその次のステージに現れるものなのだと、身にしみて再確認した。
受注を絞りすぎれば、今度は機会損失がボトルネックになる
一方で、供給の不安に引きずられて受注を絞りすぎると、別の問題も出てくる。
不安は杞憂に終わり、「思った以上に野菜が採れた」という時には、その野菜を届ける先が足りず、大きな機会損失が発生する。
その場合は、後から慌てて営業をかけ、販路を増やしていく必要が出てくる。
供給の安定性と、受注の量をどうバランスさせるか――。
新規就農1年目の私にとって、ここは非常に難しく、しかし避けて通れないチャレンジだと感じている。
作業記録
作業スケジュール
05:30 – 07:00 Schedule管理
- Googleカレンダー上で作業計画を修正・更新する。
- 明日から野菜セットの出荷が始まるため、「水曜・土曜に出荷、それ以外の日に作業を寄せる」というルールに合わせてスケジュールを再配置する。
09:00 – 13:00 追肥
- 茎ブロッコリー、カーリーケール、カーボロネロなど複数フェーズの畝で追肥作業を実施する。
- 定植時期が遅く、まだ株が小さいブロッコリーやカーボロネロについては、防虫ネットからビニールトンネルへの張り替えもあわせて行う。
13:30 – 14:30 播種(水菜)
- 固定種の水菜を播種する。
- 寒さが進んできているため、大株どりではなく“小株どり”を前提とした栽培に切り替える。
- 育苗期間も冷え込むため、今後はビニールトンネルによる被覆が必要になる見込みであることを確認する。
- 厳冬期まで栽培・販売を続けることは、ビニールトンネル資材のコスト面でデメリットもあると感じる。
14:30 – 15:30 播種(つるありエンドウ)
- つるありエンドウの最終フェーズの播種を行う。
- 早く播きすぎると冬越しが難しくなるが、後ろはここがギリギリ。
- 大きめの50穴セルトレイを用い、12月上~中旬ごろの定植を目指す。
15:30 – 17:00 片付け(防虫ネット)
- 早めに播種した大根のフェーズで、防虫ネットの片付けを行う。
- 葉がトンネル内に収まりきらないほど成長。
- 防虫ネットを外し、資材を片付けて畝まわりを整理する。
⇒防虫ネットの効率のよい片付け方はこちらの過去記事にて
17:00 – 17:30 収穫(自家消費用)
- 直近出荷分の商品用として、野菜の収穫を行う。
18:00 – 18:30 翌日注文確認
- 翌日の注文内容を確認し、出荷に向けた最終チェックを行う。


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