新規就農 Day62 マルシェの損益分岐点は?

新規就農

本日のTopic

先日からのマルシェ振り返りシリーズの続き。
本日はマルシェの損益分岐点について。

前の記事「マルシェに出て良かったこと3選」でも述べた通り、
マルシェ出店は金銭的リターンだけを求めているわけではなく、
様々な学び・収穫がある。

だから単純にそろばん勘定で利益が出れば良いというわけではない。

が、損益分岐点くらいは理解はしておく必要がある。
理解した上で、採算度外視でやりましょうなら、OK。

マルシェ初出店の「最低いくら売ればいいか」ざっくり試算

【試算の前提】

  • 初出店
      →マルシェ棚の制作コスト(3,000円)は、初回出店の支出に計上
  • 滋賀県から三重県のマルシェに出る
      →ガソリン代は往復で約1,000円
      →往復移動の所用時間は3h
  • 時間単価は2,000円/人hourとする
  • 営業時間+前後準備で7hとする
  • テント・長机などの設備のレンタルコストを1,500円とする
  • すべて売り切るものとする

【基本シナリオ】

  • 野菜の原価率(変則)を50%とする
      →(変則の補足説明:ここでは売上に連動して発生するコストのみを考える。売上に関わらずかかる当日の販管費、物流費は含めず、別途計上)
  • 当日店舗は2人でまわすものとする

【パラメーター】

  • 野菜の原価率(変則)を、30%、50%、70%の3パターンでシミュレーションする
  • 店舗スタッフを2人、1人の2パターンでシミュレーションする
  • 上記3×2の6パターンのシナリオの損益分岐点を考える
  • その他の条件は【試算の前提】に従うものとする

【検討結果】

まず、1人あたりの労働時間は、

  • 営業時間+前後準備:7h
  • 往復移動:3h

合計で「1人10h」とする。時間単価は2,000円/人hなので、1人あたりの人的コストは20,000円となる。

1回出店あたりの固定費は、

  • 棚制作コスト:3,000円
  • ガソリン代:1,000円
  • テント・長机レンタル:1,500円

合計5,500円とする。

これを踏まえると、スタッフ人数を n 人、変則原価率を c(0.3, 0.5, 0.7)としたとき、損益分岐点となる売上 S は次の式で表せる。

S ×(1 − c) = 5,500 + 20,000 × n

したがって、

S =(5,500 + 20,000 × n) ÷(1 − c)

として、各パターンの「必要売上(概算)」を計算すると、次のようになる。

変則原価率 cスタッフ1人の場合スタッフ2人の場合
30%約36,000円約65,000円
50%約51,000円約91,000円
70%約85,000円約152,000円

ざっくりとした目安としては、たとえば次のように読める。

  • 「原価率50%+2人体制」であれば、売上が約9.1万円を超えてようやくトントン。
  • 「原価率30%+1人体制」であれば、売上が約3.6万円を超えればトントン。

どのシナリオにせよ、
マルシェで採算をとろうと思うとめっちゃ売らないといけない😨

原価率も大事だが、1人でやるか2人でやるかも大違い。
今回は(ふだん別の仕事をしている妻)と2人で店番をしたが、それだと採算ラインは大幅に遠のく。

でも、野菜を新聞でくるむ、袋に入れる、お会計する、喋るなどを同時に行うの、
めちゃくちゃ難しかったので1人で回すにはそうとうな修行がいりそう。。。

作業記録

作業スケジュール

05:30 – 07:00 Running

  • 5時半に起床し、そのままランニングへ。
  • おおよそ1時間半の朝ランでコンディションを整えた。

09:00 – 09:30 調達

  • マルチ押さえピンが不足したため、ホームセンターへ調達に出かけた。
  • マルチ押さえピンを購入し、今後の作業分も含めてストックを確保した。

10:00 – 13:00 畝準備

  • 玉ねぎ用の畝づくりを実施。
  • 穴あき黒マルチを畝に敷き、マルチ押さえでしっかり固定。
  • マルチの裾には土をかけ、風でめくれないよう丁寧に処理。
  • 玉ねぎは来年6月頃までの長丁場になるため、マルチの施工も入念に。

13:00 – 15:00 定植

  • 玉キャベツの定植作業。
  • マルチに植え穴をあけ、定植前に畝へ十分に冠水。
  • セルトレイ育苗した苗を1株ずつ定植していった。
  • 定植後は、薄く液肥を含ませた水で多めに灌水し、活着を促した。

15:00 – 17:00 ビニールトンネル設置

  • キャベツ類の畝にビニールトンネルを設置。
  • 本日定植した玉キャベツの畝に加え、既に定植済みのキャベツ系作物の畝も対象とした。
  • 幅0.7m・1ロール約2万円クラスのトンネル資材を使用したが、ロール自体が非常に重く、1人作業ではかなりの重労働だった。
  • 強風の中での展張も難しく、「1人で効率よく張る方法」を今後リサーチする必要性を強く感じた。

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