午前は播種や畝準備など。
午後は原稿修正ののち、カブ間引きとブロッコリー定植、籾殻の株元敷設を試験導入。
本日のトピックは、アブラナ科定植時のもみ殻使用のメリットデメリットについて。
07:00-07:30 播種
・キャベツ(Phase4)を育苗用セルトレイに播種。品種はサボイ
08:00-09:00 畝準備(元肥施肥)
・対象:レタス(Phase2)、ラディッシュ(Phase2)、キャベツ(Phase3)、春菊(Phase2)の播種区
・元肥を入れ、Tiltherで表層耕耘、床面を整える
09:00-10:30 播種
・春菊(Phase1)を播種。品種は中葉春菊
10:30-11:45 雑草対処
・ブロッコリー(Phase3)定植用畝、レタス&ラディッシュ(Phase1)播種用畝をFlame Weeding
13:15-14:15 執筆(原稿修正)
・農業メディア記事、編集者からの校閲メモの確認&修正
14:15-15:00 調達・移動
・育苗培土など不足資材の調達、圃場へ移動
15:00-16:30 カブ(Phase1)間引き・ネット貼り直し
・生育ムラを見て適正本数に調整
・防虫ネットを張り直し(トンネル支柱の間隔が広すぎたため)
16:30-18:00 ブロッコリー(Phase3)定植
・45cm間隔で定植
・潅水後、株元にもみ殻をまく

Remark
・ブロッコリー定植時、株元に籾殻を薄敷きして泥はね抑制を試験導入
【メリット】
泥はね抑制
雨滴・潅水の跳ね返りを低減 → 土壌由来病害のリスク緩和
保湿・地温緩和
表土の乾燥と過度な昇温の抑制、活着サポート
表土クラスト化の防止
表面硬化を抑え、根の呼吸と水の浸透を確保
軽量・安価・土に還る資材
プラマルチに比べて廃棄負担なし、循環資材として扱いやすい
軽い抑草効果
発芽直後の微細雑草をやや抑えるフィジカルバリア
【デメリット】
窒素の一時固定(Nドローン)
分解初期に表層で窒素を抱え込みがち → 初期生育の“黄化傾向”リスク
風飛び・流亡
風で飛散しやすく、傾斜や豪雨で移動しやすい
フレームウィーディングとの相性×
可燃物として延焼リスク → 火入れ前は撤去必須
低温期の地温低下
春先・晩秋は保温を阻害し、生育停滞の要因
害虫・ナメクジ等の隠れ家化
湿潤条件で潜み場になりうる → 見回り頻度アップが必要
見込み外の混入物リスク
供給元によっては籾殻以外の夾雑物・雑草種子混入の可能性
18:00-18:45 トンネル・防虫ネット設置
・ブロッコリー定植畝にトンネル+防虫ネットを設置
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