潅水・畝準備・播種・定植を中心に実施。
トピックは、酷暑期に育苗が必要なキャベツ類、ブロッコリー類の課題と対応策についてです。
05:00-06:00 潅水
・ニンジン・キャベツ類・ブロッコリーへの潅水
・同時に雑草対処
07:00-11:30 畝準備
・カブ(Phase2)太陽熱マルチはがし、元肥施肥、雑草対処
・チャード(Phase1)、ビーツ(Phase1)太陽熱マルチはがし、元肥・有機石灰施肥、雑草対処
・ダイコン(Phase1)太陽熱マルチはがし、雑草対処
14:30-15:00 播種
・芽キャベツ(Phase5)播種
・ケール(Phase4)播種
15:30-18:30 播種・定植
・ニンジン(Phase2)播種・遮光ネット設置
・ブロッコリー(Phase1)定植・防虫ネット設置・遮光ネット設置
・玉キャベツ(Phase1)定植・防虫ネット設置・遮光ネット設置
Remark
・ブロッコリー・玉キャベツ(Phase1)の育苗成功率は最終的に20%を切った。
・本来の定植適期(約1週間前)時点では50%以上あったが、酷暑&干ばつで定植を後ろ倒しにした1週間の間に30%強の苗が失われた計算である。
・栽培フェーズ毎の課題と当面の対策は下記のとおり。
✓ 播種〜発芽期:課題⇒発芽適温25℃だが夏場播種。対策⇒空調室で播種。
✓ 発芽期:課題⇒発芽が揃わず、光要求の差が混在。対策⇒室内LEDライト管理下に置き、光量と温度を両立。
✓ 発芽直後期:課題⇒LED管理下では自然風が不足し脆弱苗リスクが高い。対策⇒早朝・夕方は屋外自然光、日中は室内LEDに切替。
✓ 育苗期:課題⇒LEDから自然光への移行が必要だが屋外が酷暑。対策⇒遮光ネットと潅水の運用精度を上げる。
✓ 定植期:課題⇒畝の高温地温と、セルトレイ側の過成長・肥切れのせめぎ合い。対策⇒未だ手応え薄。酷暑期播種を避ける/セルトレイ→ポットに鉢上げする/セルトレイ育苗のクオリティ(特に潅水精度)をさらに高める、など選択肢を検討。
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